パートナーと一人暮らし同士で同棲を始めるとき、お互いの家具や家電をどうするべきか迷いますよね。
新居でもそのまま使うのか、それとも2人暮らし用に新しく買い替えるのか…。
私も同棲を始めるときは、すごく悩みました。
なので、その気持ちはよく分かります。
そこで今回は、同棲するときに家具•家電をどうするべきなのか?について、同棲2年目の私が、実際の経験をもとに解説していきます。
結論:なるべく捨てないのがおすすめ

あきらかに同棲で使わないもの以外は、すべて新居に持っていくのが無難です。
例えば、炊飯器やテレビなど、2つあっても使わないものだけ処分すればOK。
私もダブっている家具家電だけ処分して、それ以外は全部持って行きました。
引っ越しの荷物を減らすために、なんでも捨ててしまうと、あとで「まだ取っておけばよかった…」と後悔することがあるからです。
実際、夫が6年ほど使っていた収納棚は、だいぶ古くなっていたので同棲のタイミングで捨てるか迷っていました。
ですが、持っていったら意外としっかりしていて、今も使用しています。
そのおかげで、わざわざ新品を買わずに済みました。
しかも、家具や家電の処分には1つあたり1,000〜3,000円ほどかかるので、地味に出費が大きいんですよね。
でも、いったん持っていって新居で買い替えれば、業者が無料で引き取ってくれる場合があります。
うちは同棲を始めてしばらくは一人暮らし用の冷蔵庫を使っていたのですが、大きい冷蔵庫に買い替えたとき、下取りしてもらえました。
もし引っ越すタイミングで処分していたら、3000円ほどかかったので、持って行って正解でした。
新居にスペースがないなら実家に置くのもアリ

お互いが持っている家具や家電が多くて、少し処分しても、新居に置くスペースが足りない…という場合もありますよね。
そんなときは、いったん実家に置いておくのもひとつの方法です。
そうすれば、あとから「やっぱり必要だった」と思ったときに、いつでも引き取れます。
もし引っ越してから使う機会がなければ、そのタイミングで処分すればOK。
実家に置くスペースがなければ、一時的にレンタルルームを借りて保管するのもおすすめです。
同棲する前に捨てて後悔したもの

同棲を始める前に「もう使わないかな」と処分してしまったけど、あとになって後悔したものもあります。
詳しく解説していきますね。
ミニテーブル
私が一人暮らしのときに使っていたミニテーブルを、「さすがに2人暮らしではいらないだろう」と思って処分しました。
でも、私も夫もテレワークで仕事をすることが多く、自宅にあるデスクはひとつだけ。
そのデスクを私が使っていたため、夫は食事用のせまいダイニングテーブルで作業していたので、かなり不便そうでした。
結局、夫の作業用に新しくテーブルを買うことに。
そのとき、「ミニテーブル、捨てなければ使えたのにな…」と少し後悔しました。
もしテレワークをする予定があるカップルは、念のため、一人暮らしで使っていたテーブルは残しておいたほうがいいかもしれません。
ソファベッド
一人暮らしのときは、セミダブルのソファベッドを、寝る時もくつろぐときも使っていました。
でも、同棲を始める際に「新しくソファを買おう」という話になったので、そのソファベッドを処分してしまったんです。
最初に住んだのは1LDKでしたが、そのあと2LDKに引っ越して部屋がひとつ増えたことで、そこにソファが欲しいな…と感じるようになりました。
ただ、ソファは安くないし、絶対に必要なわけでもないので、「まだ買わなくていいかなぁ」と先延ばしにしている状態。
こういうときのために、一人暮らしの時のソファベッドは、実家にでも置いておけばよかったなぁと思いました。
掃除機

もともと私は一人暮らしのときにハンディ掃除機を使っていたのですが、夫は掃除機を持っておらず、モップだけで掃除するタイプでした。
「掃除機はホコリが舞うから良くない」とのことで、使わない派だったんです。
それならもう要らないかなぁと思い、掃除機を手放してしまいました。
ただ、これが失敗でした。
たしかに、軽いホコリや汚れはモップで取れます。
でも、部屋の隅にたまるゴミだったり、掃除をついサボってホコリが増えたときには、モップだけだと限界があることに気づきました。
結局、新しく掃除機を買うハメになったので、「あのとき捨てなきゃよかった!」と大後悔。
ただ、こまめに掃除ができるカップルであれば、なくてもそんなに不便はないと思います。
まとめ:本当に要らないもの以外は取っておこう!
同棲を始める前に家具や家電を処分するなら、「今後あきらかに使わないもの」だけでOK。
それ以外は、実際に暮らし始めて「いらないな」と思ったら捨てればいいと思います。
ただでさえ同棲はお金がかかるので、うっかり必要なものを捨ててしまって、買い直すハメになるのは避けたいもの。
何を残して、何を処分するべきかはパートナーとよく話し合って、後悔のないようにしてくださいね。
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