同棲する前にお互いの両親へ挨拶に行くとき、手土産をどうするか迷っていませんか?
「どんなものを渡したらいいんだろう…」
「そもそも手土産って必要なのかな?」
と悩む人も多いと思います。
そこで今回は、
- 同棲の挨拶に手土産は必要なのか?
- 手土産のおすすめな選び方
- 手土産でダメなもの(NG例)
について解説していきます。
そもそも同棲の挨拶に手土産は必要?

同棲の挨拶をするときは、できるだけ手土産は持っていくのがおすすめ。
そのほうが、相手の両親に誠意が伝わりやすいですし、なによりカップルにとってもメリットがあるからです。
まず、「常識のある人」だと思われやすくなることです。
相手の親は、「どんな人と暮らすんだろう?」と少なからず不安を感じているもの。
そこで、手土産を渡すことで「マナーのある人なんだな」と安心してもらいやすいです。
もちろん、手土産がないとダメという決まりはありません。
ただ、何も持たずに行くと、「気遣いがない」とモヤっとする親も少なからずいるのも事実。
とくに、マナーに厳しい両親の場合は、持っていったほうが悪い印象にならずに済みます。
また、会話のネタになるというメリットもあります。
両親への挨拶では「何を話せばいいんだろう…」と緊張しがちですが、手土産があれば

「今日は老舗の〇〇というお店の羊羹をお持ちしました」
「和菓子がお好きだと聞いたので」
といった形で話題のきっかけにできるので、
「そうなんだよ、うちは甘いものが好きでね…」
と自然に会話を広げることができます。
同棲挨拶の手土産の選び方3つ


同棲前の挨拶に持っていく手土産の、おすすめの選び方を解説します。
値段は2000〜3000円くらいがベスト
同棲の挨拶の手土産は、2000〜3000円くらいのものを選ぶと良いでしょう。
あまり高いものだと、相手の両親に「お返しをしたほうがいいのかな」と気を使わせてしまうことがあります。
あくまでも、同棲の報告と挨拶が目的なので、ちょっとした手土産で十分です。
もし「もう少し特別なものを渡したい」という場合は、正式に結婚が決まったときに、改めて用意すれば大丈夫ですよ。
両親の好きなものを選ぶ
手土産は、両親が好きなものを選ぶのがおすすめです。
好きなものを贈ってもらえると誰でも嬉しいですし、「気配りのできる人なんだな」とあなたの印象がグッと高くなります。
例えば、和菓子好きなら大福やどら焼きの詰め合わせを、お酒が好きならおつまみセットなどを選ぶと良いですね。
家族みんなで食べられるよう、個包装のものを家族の人数より少し多めに用意しておくといいですよ。
日持ちしやすいもの
手土産は、日持ちしやすいものを選ぶのが安心です。
できれば常温で1ヶ月は保存できるものが理想ですね。
というのも、「あとで家族みんなで食べよう」と取っておいたり、「お供えしよう」とすぐに手をつけないことがあるからです。
そのままうっかり食べ忘れてしまい、気づいたときには賞味期限が切れていた…なんてことも少なくありません。
また、マナーに厳しい家庭だと、「期限が短いものを渡すなんて気が利かない」と思われてしまう可能性もあります。
こうした事態を避けるためにも、手土産を購入する際には、賞味期限をしっかりチェックしておきましょう。
同棲挨拶の手土産でダメなもの【NG例】


同棲前の挨拶の手土産に選ぶとNGな例について解説します。
アレルギーがあるもの
お互いの両親に食べ物のアレルギーがないか、事前に確認しておきましょう。
もし、手土産にアレルギーが含まれていたら、体調を崩してしまう危険があります。
たとえ大きな問題にならなくても、そのあとの雰囲気が気まずくなるかもしれません。
アレルギーがある場合は、対応しているお菓子を選ぶか、食べ物以外の手土産(お茶やコーヒーなど)にするのがおすすめです。
ふだん食べ慣れていないもの
お互いの親がふだん食べ慣れていないものも、避けたほうがいいです。
例えば、実家であまり甘いものを食べないのにお菓子を渡しても、誰も手をつけずに放置…となりかねません。
地元の銘菓を選ぶ人もいますが、口に合わないこともあるので注意が必要です。
ただし、家族みんなが好き嫌いなく食べられるタイプなら、あまり神経質にならなくて大丈夫ですよ!
同棲の挨拶におすすめの手土産3つ


同棲の挨拶で持っていくのにおすすめの手土産を紹介していきます!
焼き菓子の詰め合わせ
甘いものが好きなご両親なら、バームクーヘンなどの焼き菓子がおすすめ。
誰にでも食べやすい味で、ニガテな人が少ないので手土産として喜ばれやすいですよ。
また、ケーキなどの生菓子よりも日持ちが長いので、「早く食べなきゃ」と気を使わせる心配もありません。
おすすめは、「千疋屋フルーツクーヘン」。
高級老舗フルーツ店の「銀座千疋屋」が出している、フルーツとバームクーヘンを組み合わせたお菓子です。
有名ブランドのスイーツということで安心感がありますし、見た目にも高級感があるので、「センスあるな」と喜ばれること間違いなし。
8個入りで個包装になっているので、家族みんなで分けやすいのもポイントです。
おつまみセット
ご両親がお酒好きなら、おつまみセットを贈るのも良いでしょう。
ただし、親世代は健康を気にしている人も多いので、なるべくヘルシーなおつまみをチョイスすると喜ばれますよ。
おすすめは、国産100%の自然素材を使った高級おつまみ「漁つまみ」です。
添加物が最小限に抑えられているので、安心して味わってもらえます。
中身は「ソフトあたりめ」や「やわらかサーモン」など、6種類の詰め合わせになっているので、家族みんなで食べ比べを楽しめますよ。
賞味期限も約5ヶ月あるので、日持ちもバッチリです。
羊羹(ようかん)
和菓子好きな両親なら、羊羹が定番でハズレがありません。
なかでも、縁起が良い富士山をモチーフにした「春吉富士」は、見た目も華やかで気の利いたギフトとしてピッタリ。
珍しいデザインなので、渡すときに
「これ、すごい!初めて見た!」
と会話のきっかけになりやすいですよ。
同棲挨拶の手土産についてのよくある質問


手土産は父と母それぞれに用意したほうがいい?
同棲の挨拶で、わざわざ別々の手土産を用意するのは、「ちょっと重いな」と思われてしまう可能性があります。
相手に気を使わせないためにも、家族みんなで分けられるものを1つ用意すれば十分です。
ただし、結婚を前提とした同棲で、今後も両親と長くお付き合いしていく予定なら、それぞれ用意してもOKです。
手土産を渡すタイミングはいつ?
実家に上がらせてもらったタイミングで渡しましょう。
玄関先ではなく、部屋に通されたときに渡すのがベスト。
もし挨拶をレストランなどで行う場合は、店内ではなく、帰り際に渡すのがスマートです。
お店で渡すと店員さんに気を使わせてしまうこともあるので、注意しましょう。
手土産を渡す時になんて言えばいい?
「甘いものがお好きとうかがったので、〇〇というお店の焼き菓子を持ってきました。
よろしければ召し上がってください。」
といったように、相手の好みに合わせて選んだことをさりげなく伝えて渡すのがおすすめ!
そうすれば、「気が利く人だなぁ」と両親からの第一印象がグッと高くなりますよ。
まとめ:同棲の挨拶では親に喜ばれる手土産を渡そう!
今回は、同棲の挨拶に手土産は必要なのか?や、手土産のおすすめの選び方について解説しました。
手土産は持っていったほうがマナーのある人と思われやすいですし、会話のネタにもなるのでおすすめです。
今回紹介したおすすめの手土産やNG例を参考にしながら、親が喜ぶギフトを選んでみてくださいね!