「同棲前に相手の両親に挨拶するとき、当日はどうやって話を切り出せばいい?」
そんなお悩みはありませんか?
恋人との同棲を両親に認めてもらうためには、切り出すタイミングがとても大切です。
例えば、出会ってすぐに「同棲をお許しいただきたく…」なんて切り出してしまうと、

まだ会ったばかりなのに、気が早いなぁ…
とビックリしてしまうでしょう。
かといって、緊張のあまりダラダラ雑談ばかりしていると、「この子は結局、何の用で来たんだろう?」と相手の親を困らせてしまいます。
そこで今回は、親への挨拶のときに同棲の話をどう切り出せばいいのか?を解説します。
同棲の話題につなげやすくなる会話ネタも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
挨拶当日の同棲の切り出し方


冒頭でも伝えたように、相手の親に会ってからいきなり同棲の話を切り出すのはNG。
親からすると
「どんな人なんだろう?」
「うちの子と上手くやっていけるかな」
などと不安に思っていることが多いからです。
そのため、まずは親の不安をやわらげてから、ようやく同棲の話を出すのがベターです。
具体的なステップは、以下の通り。
自己紹介→手土産を渡す→親からの質問に答える→同棲の話
それぞれについて、詳しく解説します。
手順1:まずは自己紹介をする
相手の親に初めて会うなら、実家に着いたときに、まず自己紹介をしましょう。
「初めまして。〇〇さんとお付き合いさせていただいている田中太郎と申します。
本日はよろしくお願いいたします。」
といった感じで、サラッと伝えればOK。
ちなみに、自分の名前はフルネームで名乗るのがおすすめです。
というのも、パートナーとの関係性によって、呼び方が変わる場合があるから。
例えば、
- 結婚前提で長くお付き合いするなら「太郎くん(名前)」
- まだ結婚までは考えていない同棲相手なら「田中さん(苗字)」
といった形で呼ばれるかもしれません。
どちらで呼ばれてもいいように、最初は苗字+名前で名乗っておくと安心です。
手順2:手土産を渡して会話を広げる
軽く自己紹介したあとは、部屋に通してもらったタイミングで、手土産を渡しましょう。
渡すときには、
「〇〇という老舗のお店から取り寄せたお菓子なのですが、召し上がったことはありますか?」
「コーヒーがお好きと聞いて、〇〇という銘柄を選んでみました。お口に合うといいのですが」
みたいな感じで、一言添えると会話のきっかけになりますよ。
おすすめの手土産や選び方ついては、こちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね!↓


手順3:相手の両親の質問に答える
相手の両親は、あなたがどんな人なのか興味を持っています。
そのため、挨拶のあとは、色々と質問をされるはずです。
例えば、以下のような質問が定番ですね。
- 2人はどこで出会ったの?
- どんな仕事をしているの?
- 親御さんは同棲についてなんて言ってた?
- どのあたりに住む予定なの?
あらかじめ、「こんなことを聞かれるかも」と質問を予想しておくと、当日の会話がスムーズにできますよ。
もしかすると、「結婚はいつ?」というような、踏み込んだ質問もされるかもしれません。
結婚を考えていない場合は、事前に親に伝えておくと、お互い気まずくならずに済みますよ。
手順4:同棲の話を切り出す
ある程度会話が落ち着いたら、いよいよ本題の「同棲の話」を切り出しましょう。
切り出すときのセリフは、こんな感じです。
「〇〇(恋人の名前)さんから事前にお話があったかと思うのですが、同棲をお許しいただきたいと思っております。」
事前にお互いの親には同棲のことを伝えているはずなので、話を切り出すタイミングを間違えなければ、スムーズにOKが出ると思います。
そのため、あまりかしこまりすぎず、落ち着いたトーンで伝えれば大丈夫ですよ。
【体験談】同棲の話の切り出しは彼氏がリードしてくれました


同棲を切り出すのは、自分からでもパートナーからでも大丈夫です。
私の場合は、実家に来てもらった際に、彼から両親へ「同棲を考えていまして」と切り出してもらいました。
(ちなみに、彼の両親には同棲後に挨拶をしました)
このように、パートナーがリードできそうなら、任せてしまってOK。
できれば、どちらが切り出すのかを事前に2人で話し合っておくと安心ですね。
もし、お互いに相手の親に伝えるのが緊張する場合は、
- 彼女の実家に行くとき→彼女が切り出す
- 彼氏の実家に行くとき→彼氏が切り出す
といったように、それぞれ自分の親に伝える形で問題ありません。
同棲を切り出しやすい会話ネタ


「当日は、どうやって同棲を切り出せばいいのかな?」と迷うこともあるかもしれません。
そこで、同棲の話を切り出しやすい会話ネタをいくつか紹介しますね。
会話ネタ①:仕事の話
あなたの仕事について聞かれたときは、会話の流れで同棲の話を切り出すチャンスです。
「じつは〇〇さん(恋人の名前)とも職場が近くて、それなら一緒に住むのもいいかな?という話になったんです。」
「でも、その前にご両親にお許しをいただこうと思いまして。」
この流れなら、「そうなのね、たしかにそれがいいかもね」と、共感を得やすくなります。
会話ネタ②:休日の過ごし方
休日の過ごし方について聞かれたら、パートナーと一緒にいることが多いことを話題にして、そこから同棲の話につなげると良いですよ。
「休日は〇〇さんと過ごすことが多いです。そこから、もっと一緒に過ごしたいなと思うようになって…」
「それなら、2人で暮らす前に親御さんにきちんとお話ししようということで、今回ご挨拶に伺いました。」
そうすれば、相手の親も「仲良くやっているんだな。それなら一緒に暮らしても上手くやっていけるだろう」と安心しやすくなります。
会話ネタ③:2人の近況
「2人は普段忙しいの?」と相手の親に聞かれたときに、さりげなく同棲の話につなげるのも良いでしょう。
「実は最近、お互い仕事が忙しくてなかなか予定が合わなくて…。」
「それでも2人で支え合いたいなと思っていたところ、彼から『一緒に住むのはどうかな?』と提案してくれまして…」
「ご両親からも、お許しいただければと思っています。」
これなら、相手への思いやりと協力の気持ちが伝わり、親からも「なるほど、そうだったのね」と納得してもらいやすいです。
同棲前の挨拶についてのよくある質問


外食のときはいつ切り出せばいい?
親への挨拶が実家ではなく、レストランなどで外食をしながら行うケースもあるでしょう。
その場合は、料理が運ばれてきたあと、会話がひと段落したタイミングで切り出すと良いですよ。
料理の注文前や、料理が運ばれてくる直前だと、途中で店員さんが来て会話が途切れてしまうことがあるので注意です。
同棲の挨拶は何を話せばいい?
先ほどもお伝えしたように
自己紹介→手土産を渡して会話を広げる→相手の両親の質問に答える→ 同棲の話を切り出す
といった流れで進めればOK。
ただ、なかには会話が続かず、気まずくなってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、親御さんの趣味や休日の過ごし方について聞いてみるのがおすすめです。
相手に興味をもって質問すれば、喜んで話してくれるはずですよ。
まとめ:会話のタイミングを見て同棲を切り出そう!
同棲についての話を切り出すなら、相手の両親との会話が落ち着いたタイミングがおすすめです。
もし自分から切り出すのが難しそうなら、事前にパートナーに頼んでおくのも手ですよ。
同棲の挨拶におすすめな場所については、以下の記事で解説しています↓


同棲の挨拶の手土産の選び方は、こちらで解説しています↓

